ベルギーと私

【9月8日~19日に開催されている「シャイン・ウィークス 」にあわせて、ベルギーで活躍されている日本人女性のお一人、華道家のベルスマ敦子氏から、「シャイン・ウィークス」への応援を込めた寄稿をいただきました。】

ベルギーと私

ベルスマ 敦子

1989年に夫の赴任でブラッセルに来て以来、アット言う間に25年の歳月が流れてしまいました。

夫の仕事の関係でカナダ、オランダ、タイ、スコットランド、ペルー、フランスと様々な国に移り住みましたが、結婚44年の半分以上をベルギーに住んでいるのだということを、改めて実感する今日この頃です。

子供の頃から花が好きで、11歳の時に生け花を習い始め、1970年の結婚直前に草月流生け花の師範の資格を取得し、赴任先の国々で生け花を教えて参りました。

花材収集等の苦労は色々ありましたが、どの国にもこよなく花を愛し、又日本を愛する数多くの人々に生け花を通して出会えてきましたことは、この上もなく幸せです。

特にここベルギーは、EUやNATOの本部がある関係で様々な国の人々が在住しているため、実際私のお弟子さん達は14カ国の違う国籍の方々ですが、皆仲良く生け花を共に学んでいるのです。

『人種や宗教や言語に関係なく、生け花を通して皆が親しくなり長続きのする真の友情が生まれれば』と言うのが私の夢であり希望なのです。そして生け花の楽しさを一人でも多くの方々に知っていただくことが出来ましたらこれ以上嬉しいことはありません。これからも微力ではありますが、ベルギーで日本文化紹介の架け橋となって行けましたら幸いです。