領事サービス・安全対策メールマガジン

[在ベルギー大使館]領事・安全対策メルマガ(2015年11月27日)


ベルギーにおけるテロ脅威度の引き上げに伴う注意喚起(その6)

1 脅威度分析調整機関(OCAM)は情勢を再評価し,ブリュッセル首都圏地域における脅威度評価が4段階中「4」(非常に危険な状態であり,事態は切迫している)から「3」(テロの可能性があり,発生し得る)に引き下げることを決定しました。

2 ミシェル首相は26日夜,上記の脅威度評価の引き下げに伴い国家安全保障評議会を開催し,同評議会終了後にTV生中継の記者会見を行いました。内容は次のとおりです。

(1)脅威は深刻なままであるが,これまでのように「差し迫った」性質のものではない。脅威度評価3は依然として深刻なレベルであり,これに応じた措置を維持する。

(2)レベル3への引き下げにより,主に以下の3つの対応とする。
・危機管理センターは警察及び軍隊の展開による警戒体制を続けることを求めている。この警戒体制は段階に応じて調整する。
・大規模行事の開催はケースバイケースで実施か否かの分析をする。その結果,各行事は実施,延期,中止となる。
・地下鉄は27日午前6時より完全に復旧再開する。但し政府は状況に応じた対応を継続する。

(3)治安情勢は脅威度分析調整機関(OCAM)及び政府により今後も常時分析される。市民が(大規模行事の実施・中止等の)有用な情報を入手できるように,危機管理センターの専用電話番号(1771)は維持される。

3 従来より皆様にお知らせしているとおり,ベルギーに渡航・滞在される方は,以上の状況を考慮し,不測の事態に巻き込まれないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。繰り返しになりますが,特にブリュッセルにおいては,軍・警察施設付近,テロの標的となりやすい場所(政府施設,公共交通機関,観光施設,劇場,イベント,ショッピングセンターや市場など不特定多数が集まる場所)へ可能な限り訪問を控えてください。それ以外の地域でも,軍・警察施設付近には不用意に近づかず,テロの標的となりやすい場所では,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。