ラブレター・フロム・ブラッセルズ

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第二十九回 良い年になりますように!

皆さん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

友好150周年

 ついに、待ちに待った2016年になりました。日ベルギー友好150周年の幕開けです。1月19日にエグモン宮で行われる開会式を皮切りに、今年一年を通じて、この年をお祝いする色々なイベントが予定されています。これも、皆さんのご協力のお陰です。是非、お祝いの輪の中に入って、皆さんご自身、楽しんで頂ければと思います。

イベントの詳細については、以下の150周年記念サイトをご覧下さい。  http://www.be.emb-japan.go.jp/150jb/jp/

 

日本の役割

2016年には、国際社会で日本が果たす役割も、いつもにも増して重要です。

まず、日本は、昨年10月の選挙で、国連安全保障理事会の非常任理事国に選出されました。日本が非常任理事国を務めるのは、これで11回目で、国連加盟国の中で最多です。
 この一方、北朝鮮は、1月6日に核実験を実施したと発表し、これを受けて、現在数多くの外交努力が行われています。安保理は、その中で中心的役割を担っており、日本がその一員であることは、日本が主導的役割を果たすことを可能にしています。これは、日本が大きな責任を持っていることも意味しますが、日本政府としては、それを十二分に果たすつもりです。

更に、今年は、日本が「主要国首脳会議(サミット)」の議長国を務める年でもあります。サミット自身は、5月26日~27日に、伊勢志摩で行われることが決まっていますが、それ以外にも、外相会合など、種々の閣僚レベルの会合が日本で開催される予定です。これらを通じて、日本は、国際社会が現在直面する課題や、将来にとって重要な課題について、大きな議論の方向性を舵取りすることが求められています。好むと好まざるとに関わらず、私たちが直面する課題には事欠きません。それらを少しでも良い方向に導くために、日本が役割を果たすことができればと思います。

世界を見渡すと・・・

  次いで、世界を見渡すと、2016年は、どのような年でしょうか。

まず、何と言っても、今年は、米国大統領選挙の年です。党の候補者選びは2月から始まり、本選挙は11月です。この間も、もちろん、米国政府は活動を続けるのですが、大きな決断や行動は、少し難しくなります。そのような状況は、新しい大統領が選出されて、2017年1月から活動を初めても,半年程度は続きます。
 また、2017年末までに行われることになっている、EUとの関係を問う英国の国民投票も、予定を早めて,本年中に行われる可能性が高いと予想されています。この結果は、EUの将来に大きな影響を持ちうるもので、要注目です。

それ以外には、今月、もうすぐ台湾総統選挙、5月にはフィリピンの大統領選挙が予定されていますが、欧州との関係では、来年2017年の方が、ドイツ首相選挙、フランス大統領選挙の両方がある重要な年になります。なお、ロシアの大統領選挙は、それより更に先の2018年の予定です。

ともかく、今年も色々なことがある年になりそうです。皆さんにとって、本年が良い年になりますように,心からお祈りしています。

 

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