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安全情報

平成28年7月15日

(1)14日フランス・ニースで発生したトラック突入による大量殺生事件を受け、15日ミシェル首相は安全保障評議会を開催しました。
記者会見で首相は、脅威度レベルは4段階の3(テロの可能性があり、発生しうる)を維持することを明らかにしました。ベルギーへのテロが近々起こりうるという具体的な情報には接しておらず、脅威度レベルを最高段階の4に引き上げることはしないが、7月21日の独立記念日に当たっては、あらゆる想定を考慮して追加的措置を取ることを明らかにしました。
またベルギーへの脅威の有無を中心にフランス当局とは連絡を取り合っていること、ベルギー人の犠牲者は確認できていないこと、犠牲者には哀悼の意を表し、国際的な有志連合への参加と各国間の情報共有を通じて欧州他の各国との連帯していくことを明らかにしました

(2)ベルギーでの渡航・滞在については,これまでも安全に関する注意喚起をしておりますが,脅威度評価は依然として3であり,通常より高いレベルとなりますので,今後も不測の事態に巻き込まれないよう最新の関連情報の入手に努め,不要な外出は避けてください。また,やむを得ず,政府施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所等テロの標的となりやすい場所を訪れる際には周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

(3)海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。 (http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
 また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。 (詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

(4)テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)


(問い合わせ窓口)

○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
  http://www.anzen.mofa.go.jp/
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館等連絡先)
○在ベルギー日本国大使館
 住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique
 電話:(32-2) 513-2340, 500-0580(領事部)
 Fax:(32-2) 513-1556
 ホームページ: http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html