[在ベルギー大使館]領事・安全対策メルマガ(2015年11月25日)
ベルギーにおけるテロ脅威度の引き上げに伴う注意喚起(その5)
1 ブリュッセル首都圏地域の脅威度評価は未だテロの脅威最高レベル4であり,ベルギー国内の他の地域はレベル3を維持していますが,25日,商業施設,公共交通機関,ショッピング通り,学校は一部で再開されました。今後も段階的に通常の状況に移行する予定でありますが,潜在的な標的は従来どおりですので,十分注意してください。
2 従来より皆様にお知らせしているとおり,ベルギーに渡航・滞在される方は,以上の状況を考慮し,不測の事態に巻き込まれないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。繰り返しになりますが,特にブリュッセルにおいては,軍・警察施設付近,テロの標的となりやすい場所(政府施設,公共交通機関,観光施設,劇場,イベント,ショッピングセンターや市場など不特定多数が集まる場所)へ可能な限り訪問を控えてください。それ以外の地域でも,軍・警察施設付近には不用意に近づかず,テロの標的となりやすい場所では,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
3 なお,22日および23日,ブリュッセル首都圏地域及びヴィルヴォルド市の脅威度評価はテロの脅威最高レベル4として皆様にお知らせしましたが,ヴィルヴォルド市における脅威度評価はレベル3のままであった事がベルギー内務省危機管理センターに改めて確認した結果判明しましたので,ここに訂正しお詫びいたします。
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