1. 21日〈火〉朝、モネ劇場近くのCity2ショッピングセンターにて爆破警告があり、爆発物処理班が出動し爆破警告を行った容疑者は逮捕されたが、爆発物は発見されず偽の警告とみられるとベルギー各報道は伝えています。この影響でジャルダン・ボタニック通り、ヌーヴ通りは一時封鎖され、地下鉄ロジェ駅への入場は制限された〈現在は解除〉とのことです。
2. 朝9時前に危機管理センターにて国家安全保障評議会の技術的検討会合が行われましたが、会合後ミシェル首相は報道機関に対し「状況はコントロールされている。治安機関は高度の警戒態勢にある」旨述べています。
3. ユーロカップの開催中はテロの危険が高まると考えられます。このため外務省が発出する海外安全情報及び報道等により,最新の治安情勢等,渡航・滞在先について最新の関連情報の入手に努めるとともに,改めて危機管理意識を持つよう努めてください。テロ,誘拐等の不測の事態に巻き込まれることのないよう,特にテロの標的となりやすい場所(ユーロ2016のパブリックビューイング会場、モスク等宗教関連施設,政府・軍・警察関係施設,欧米関連施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場等不特定多数が集まる場所等)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意を払ってください。
4. 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
さらに,渡航・滞在先の国・地域において緊急事態が発生した場合,メールアドレス等を登録されている場合には,外務省から随時一斉メール等により最新の情勢と注意事項をお伝えしています。
3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# )
(参考広域情報・スポット情報)
・「イスラム過激派組織によるラマダンに際した声明の発出に伴う注意喚起(2015年6月25日)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?id=113&infocode=2015C176
・「フランス:サッカー欧州選手権・ユーロ2016に伴う注意喚起(2016年4月19日)」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2016C116 
(了)
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