領事サービス・安全対策メールマガジン

平成31年4月17日

【緊急】【注意喚起】空き巣・強盗にご注意ください


当地における空き巣や強盗被害とその対策について、以下のとおりご案内いたします。

1 当地において空き巣被害が多発している点については、4月2日付け当館発のメール(https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_merumaga_190402.html)にてご案内しているとおりですが、現在イースターシーズンでもありご旅行などでご自宅を空けられる方も多いかと思われます。同メールに記述の地区(Auderghem地区、Etterbeek地区)にお住まいの方は勿論、それ以外の地区にお住まいの皆様におかれましても、同メールを今一度ご参照の上、空き巣被害に遭われないよう、必要に応じた対応、対策を実施されることをお勧めいたします。

2 また、先週末にはAuderghem地区のマンションにお住まいの方が、強盗被害に遭われた旨のご報告を頂いております(事案概要は以下(1)のとおりです)。 同地区は邦人の皆様が多く居住されている地区でもあり、犯人が日本人をターゲットとするために未だ近隣に潜んでいる可能性も懸念されます。つきましては、同地区にお住まいの皆様をはじめ、在留邦人の皆様におかれましては、以下(2)について十分にご注意ください。

(1)事案概要
(ア)夕刻、自宅(集合住宅)の玄関の呼び鈴が鳴ったので(注:マンションエントランスからの呼び鈴ではありませんでした)、玄関扉のドアスコープで確認したところ、白人女性が立っていた。
(イ)扉を開け応対したところ、「砂糖を貸して欲しい」との要望が示され、それに応対するために一旦その場を離れ、玄関口に戻ったところ、突然ナイフを突きつけられ、現金とクレジットカードを要求された。

(2)被害に遭わないための対策・心構え
(ア)面識を有する人物や、事前に訪問予定を知らされている業者など以外の、「心当たりの無い訪問者」には原則応答しない、といった姿勢をもって慎重にご対応ください。

(イ)その上で対応が必要と考える場合には、チェーン錠をかけたまま応対する、チェーン錠がない場合には扉を閉めたまま対応、或いはマンションエントランスのインターホンに戻させて対応する等、注意深い対応を心がけてください(外部の者が他の居住者の入管に乗じて立ち入る可能性があります)。

3 大使館領事部からのお願い
(1)当館としては、在留邦人の皆様や、ご旅行・ご出張にて当地に短期間滞在される皆様の安全を確保するために、特に邦人の方が対象となったスリや置き引き、空き巣被害等について、情報を収集・分析し、その結果、顕著な傾向等が見受けられた場合には皆様に注意喚起のお知らせをすると共に、必要に応じて管轄の警察にも善処方申し入れを行う等、積極的に取り組んでいきたいと考えております。

(2)つきましては、こうした被害に遭われた際には、仮にパスポートの再発行が不要の場合であっても、概要なりとも以下の連絡先にご報告を頂けましたら幸いです(匿名でも結構です)。ご報告頂いた情報については厳重なプライバシー管理のもと、情報分析と今後の対策に役ただせて頂きます。

【お問い合わせ先】
在ベルギー日本国大使館
住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique
電話:(02) 513-2340, 500-0580(領事部)
Fax :(02) 513-4633
ホームページ: https://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html