新型コロナウイルス対策(協調委員会:首相府コミュニケ)
ベルギーにお住まいの皆様、及びたびレジ登録者の皆様へ
本日、協調委員会が行われ、首相府よりコミュニケが発出されましたので、仮訳文を以下のとおりご案内いたします。
(参照アドレス:ドゥ=クロー連邦政府首相ホームページ)
https://www.premier.be/fr/le-comit%C3%A9-de-concertation-suspend-le-plan-plein-air-et-demande-que-des-mesures-soient-prises-dans-l
【仮訳】
(タイトル)協調委員会は、屋外プランを見合わせ、教育において措置が講じられるよう要請。
連邦政府及び連邦構成体は、本日、新型コロナウィルスの状況を取り上げた。協調委員会は、屋外計画を見合わせるとともに、感染者数及びクラスター数を最も迅速に制限するよう、全教育担当大臣に対し詳細かつ完全な計画を策定するよう要請した。
協調委員会は、3月12日以降、新規感染者数が再び加速した形で増加していることを確認する。
陽性率もわずかに増加している。この増加は、65歳以上を除くすべての年齢層に関するものである。陽性率の増加は、10歳から19歳の青年の層が最も高い。
感染のうち新変異種に起因するもの割合は増加し続けており、今日では感染の約65%となるまでに至っている。
一方で、我々は、教育における感染者数及びクラスター数の増加を確認している。
入院者数は、集中治療室の病床占有カーブ同様、再び増加傾向にある。今後、病院は、緊急計画フェーズ1Bに入る。
上記により、協調委員会は、一連の決定を行った。
1.屋外計画の延期
屋外計画の実施は、屋外最大10名及び宿泊なしの青少年(18歳以下の者)のための活動を除き、一時的に見合わせる。12歳未満の子供については、活動は屋外が選好される。
2.教育における措置
協調委員会は、全教育担当大臣に対し、3月22日(月)に学校における感染者数及びクラスター数を最も早く制限することができる詳細かつ完全な計画を策定するよう要請する。
一方で、協調委員会は、以下のとおり決定した。
・すなわち、中等教育(enseignement secondaire)の第2学年の学生が再び終日出席形式で授業を受けることができる可能性(当初3月29日に予定されていた、元通りに戻すもの)については、復活祭休暇後の学校再開に延期される。
・マスク着用は、どんなに遅くとも3月24日(水)以降、初等教育第5学年及び第6学年の全生徒に対し義務となる。
・中等教育(enseignement secondaire)終日の出席形式での教育は、4月19日の復活祭休暇後においてのみ可能となる。
・100%の出席形式による教育は、教員及び生徒(第二段階)(当館注:中等教育の趣旨と思われる。)の定期的な検査を伴わなければならない。
3 リスクのある分野においてテレワークができない者に対する 抗原検査(Tests antigeniques)
3月22日以降、テレワークが不可能なリスクのある分野において抗原検査が整備される。
4 電車内での限定された座席数
観光目的の電車の座席数が制限される。学校がある日を除き、12歳未満の者を除き、電車内の窓側の席のみ利用できる。
基礎ルールの重要性
協調委員会は、以下の重要性を想起する。
・現行の衛生措置の国民による遵守
・警察及び検査部門によるこれら措置適用の厳格な管理
・テレワークの義務及びその適用の検査部門による厳格な管理
・人が多く行きかう場所における混雑を回避するため地元当局によって講じられる措置
協調委員会、コロナ委員及びリスク査定グループは、引き続き日々状況をフォローし、必要な状況となるごとに即座に会合する。
省令は、4月30日まで延長する。ただし、必要不可欠ではない渡航禁止は例外となり、渡航者の検疫隔離及び検査義務の適用遵守のための協力合意への議会の同意を条件として、4月18日までの延長となる。
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