白中銀2014年第1四半期GDP速報値及び過去数値の修正

2014/5/22

4月30日,白中銀は,2014年第1四半期GDP速報値及び過去の経済指標の修正を発表したところ,概要以下のとおりです。修正については,欧州内で統計を合致させるため,過去3年の公的部門関連の指標を見直したものです。

  1. 2014年第1四半期
    GDP成長率(季節調整済)は対前期比+0.4%,対前年同期比+1.2%。

  2. 2013年第4四半期

    1. GDP成長率(季節調整済)は,対前期比+0.3%。対前年同期比では+0.8%。
    2. 建設部門は対前期比+0.8%,工業部門は同+0.6%,サービス部門は+0.1%。
    3. 経済成長は,主に国内需要(除く在庫)の増加に支えられた(対前期比+0.3%)。民間最終消費支出が対前期比+0.3%,企業の投資が対前期比+1.0%と増加し,成長に寄与。政府の投資及び家計の住宅投資は,ともに対前期比で+0.4%と増加したが,政府最終消費支出は対前期比±0%。
    4. 海外部門については,財・サービスの輸出入ともに減少したが,対前期比では,輸入の減少(▲0.4%)が輸出の減少(▲0.2%)より大きく,その結果,GDP成長への純輸出の寄与は+0.1ポイント。他方,在庫については対前期比▲0.1ポイントの寄与となった。
    5. 雇用者数については,主に給与所得者の雇用の増減が無かったことにより,対前期比で±0%。他方,個人事業者数は増加。給与所得者の労働量は対前期比で+0.2%。
  3. 2013年通年(全て前年比)

    1. GDP成長率(季節調整済)は+0.2%(2012年は▲0.1%)。
    2. 部門別のGDP成長率は,サービス部門で+0.5%(2012年は+0.1%),工業部門で▲1.1%(2012年は▲2.4%)と減少幅が縮小,建設部門は大きく減速し▲1.3%(2012年は+1.0%)。
    3. 2013年の国内需要(除く在庫)は+0.3%と増加したが,これは,民間最終消費支出が+0.8%と伸びたことが主因。また,政府最終消費支出も+0.6%と増加。他方,総固定資本形成については▲1.4%で,企業の投資(▲0.5%),個人の住宅投資(▲2.6%),政府による投資(▲5.0%)のいずれも減少したことを受けたもの。
    4. 海外部門については,外需が伸び,財・サービスの輸出量は+1.9%(2012年は+1.8%)。右輸出量の増加は,輸入量の増加(+1.4%)を上回り,この結果,海外部門のGDP成長への寄与率は+0.5ポイント,在庫の寄与率については▲0.6ポイント(2012年は▲0.5ポイント)。
    5. 雇用は通年で▲0.2%(▲9,700人。2012年は+9,400人)。給与所得者の労働時間は▲0.6%(2012年は±0%)。