関ヶ原・ワーテルローの姉妹古戦場協定署名式

平成29年8月31日

 8月31日、林大使は、古田肇岐阜県知事、村下貴夫同県議会議長、西脇康世関ヶ原町長ら関係者一行と共にワーテルローを訪れ、ワーテルロー周辺のブラバン・ワロン州及び関連4市の代表と西脇町長との間の「姉妹古戦場協定」署名に立ち会いました。同文書は、史跡の保存や管理、歴史的事実の継承などについて、お互いの持つ経験や技術を共有すること等を目的としています。
 古田知事は、「ワーテルローの戦い200年のイベントに感銘を受けた。その努力を参考に、関ヶ原の合戦から420年となる2020年に大きな取り組みをしたい」と述べ、また林大使は、「両国の友好関係樹立151年目に当たるこの機会に、ワーテルローと関ヶ原という歴史的に有名な古戦場の間の協力と交流がスタートすることは大変意義深く、戦いの史跡を保存し、戦いの事実を伝えることは、平和の尊さを教えてくれることになるものと確信している」と述べました。こうした取り組みが、関ヶ原、ワーテルロー間の交流の拡大や観光客の増加につながることが期待されます。


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