領事サービス・安全対策メールマガジン

2019/8/7

偽警官にご注意ください!!


警官を名乗り,言葉巧みに金銭等を詐取する,いわゆる「偽警官」に関わる被害の報告が増えています。手口等の概要を以下のとおりお知らせいたしますので,何卒ご注意ください。

1 典型的な手口
(1)警察官を名乗る者(制服を着用していることもあれば,私服警官を名乗り制服を着用していない場合もあり,また複数人の場合もあります)が近寄り,自身の身分証明書(偽造のものと思われます)を提示しつつ,「偽札の確認を行っている」等,もっともらしい理由をつけて財布の提示を求め,中に入っている現金を確認するふりをしながら,何枚かのお札を抜き取る。

(2)「偽造クレジットカードの確認を行う必要がある」等の理由を付け,所持するクレジットカードを提示させ,言葉巧みに暗証番号(PINコード)を聞き出した上,その場から立ち去る。(後刻確認すると,同カードにより勝手に現金の引き出しや買い物等が行われている)

(3)上記の手口に入る前に,まずはパスポートの提示を求め,ペンライト等を用いて確認する(ふりをする),といった芝居を行う者もいるようです。

2 多発場所:ベルギー王立美術館付近(ここ以外の場所には存在しないことを意味するものではありませんので,それ以外の場所で上記1に類似した手口をもって近寄ってくる人物に遭遇した場合には,以下3をご参照の上,十分ご注意ください。)

3 被害に遭わないための対策
(1)警察官が,偽札や偽造カードの確認を路上で,且つ無作為に行うことは一般的には考えづらいので,そうしたことを求める者がいた場合には安易に信用せず,基本的には黙ってその場を立ち去る等,毅然とした対応を行ってください。

(2)どうしても検査・検品が必要として譲らない場合には,最寄りの警察署へ移動を促し,そこでのみ検査・検品に応じるとする姿勢を見せる方法も有効です(偽警官は,警察署への立ち入りを忌避します。)。

(3)警察官がクレジットカードや,デビットカードの暗証番号(PINコード)の開示要求することは,一般的にありませんので,そうした要求を受けても絶対に教えないようにしてください。また,仮に暗証番号(PINコード)を教示してしまった場合には,至急クレジットカード発行会社に連絡の上,利用停止の手続きを行ってください。

(4)本件「偽警官」の他,当地ではスリ,置き引きの被害が多発していますので,外出の際に持ち歩く現金やクレジットカード等は最小限とする等,犯罪被害に遭った場合でも被害を最小化するよう,平素より自衛策を講じるよう,心掛けてください。

4 大使館領事部からのお願い
(1)当館としては、在留邦人の皆様や、ご旅行・ご出張にて当地に短期間滞在される皆様の安全を確保するために、特に邦人の方が対象となったスリや置き引き、詐欺,空き巣被害等について、情報を収集・分析し、その結果、顕著な傾向等が見受けられた場合には皆様に注意喚起のお知らせをすると共に、必要に応じて管轄の警察にも善処方申し入れを行う等、積極的に取り組んでいきたいと考えております。

(2)つきましては、こうした被害に遭われた際には、仮にパスポートの再発行が不要の場合であっても、概要なりとも以下の連絡先にご報告を頂けましたら幸いです(匿名でも結構です)。ご報告頂いた情報については厳重なプライバシー管理のもと、情報分析と今後の対策に役立てさせて頂きます。

【お問い合わせ先】
在ベルギー日本国大使館
住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique
電話:(02) 513-2340, 500-0580(領事部)
Fax :(02) 513-4633
ホームページ: https://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html