領事サービス・安全対策メールマガジン

令和2年3月17日

「感染症危険情報」引き上げのお知らせ


1 既に日本の外務省海外安全ホームページから発出されたメールにてお知らせされているとおり,本16日,当地ベルギーの「感染症危険情報」が,「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」,に引き上げられました。

●感染症危険情報とは?
「感染症危険情報」は,新型インフルエンザ等危険度の高い感染症に関し,渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域について,日本の外務省より発出される海外安全情報です。
以下の4段階のカテゴリーを使用し,世界保健機関(WHO)等国際機関の対応や,発生国・地域の流行状況,主要国の対応等を総合的に勘案して発出します。(上記の4段階のカテゴリーごとの表現に収まらない感染症特有の注意事項を,状況に応じて付記することもあります。)

○レベル1:十分注意してください。
○レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
○レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
○レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

※「感染症危険情報」は,それ自体には,国民の渡航・滞在を制限するような強制力はありません。皆様が渡航・滞在する際の最終的なご判断をされるにあたり,適切なご判断を頂くための一つの材料とお考えください。

2 当地に本件感染症危険情報が発出されるのと共に,現状,以下3を除く全てのシェンゲン協定加盟国(イタリア,エストニア,オーストリア,オランダ,ギリシャ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,ハンガリー,フィンランド,フランス,ポーランド,ポルトガル,マルタ,ラトビア,リトアニア,リヒテンシュタイン,ルクセンブルク,アンドラ及びモナコ全土,バチカン全土)も「レベル2」となっています。

3 欧州地域の内,以下については既に「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が発出されています。
(1) アイスランド全土,イタリア4州(リグーリア州,トレンティーノ=アルト・アディジェ州,フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州及びヴァッレ・ダオスタ州),スイス・ティチーノ州,スペイン3州(マドリード州,バスク州及びラ・リオハ州)
(2) イタリア5州(ロンバルディア州,ヴェネト州,エミリア=ロマーニャ州,ピエモンテ州及びマルケ州),サンマリノ全土

4 感染症危険情報は,各国・地域での感染拡大状況等に応じて変わりますので,当地の状況を含め,最新の情報は以下のページをご参照ください。

●海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/

【お問い合わせ先】
在ベルギー日本国大使館
住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique
電話:(02) 513-2340, 500-0580(領事部)
Fax :(02) 513-4633
ホームページ: http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html

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