領事サービス・安全対策メールマガジン

2020/4/27

新型コロナウイルス対策(首相府声明文:再送)


※ 先程お送りしましたメールの内容に、一部漏れていた情報がありましたので、右修正の上、再送いたします。

昨24日、国家安全保障会議が終了した後の午後10時頃より約1時間10分、ウィルメス首相による記者会見が行われ,首相府からの正式なコミュニケ(声明文)が発表されました。以下,その仮訳文を作成しましたので,同記者会見で用いられたスライド資料と共にご案内いたします。

(参照アドレス:ウィルメス首相ホームページ,首相府声明文(原文))
https://www.sophiewilmes.be/coronavirus-la-belgique-a-fixe-sa-strategie-de-sortie-de-crise/

(参照アドレス:記者会見スライド資料)
https://www.sophiewilmes.be/wp-content/uploads/2020/04/Belgiums-exit-strategy-24.04.2020.pdf

【仮訳】
タイトル: ベルギーは「危機の出口」戦略を策定

4月24日(金)、出口戦略担当の専門家グループ(GSSE)の意見に基づき、国家安全保障会議は、コロナウィルスに関するベルギーの外出規制解除の戦略を決定するため、エグモン宮において会合した。連邦政府及び地域政府・共同体政府は、3月12日以降、ベルギーにおける新型コロナウィルス蔓延に歯止めをかけるため、一連の措置を講じてきた。日々の入院者数の減少やウィルスに関連する死亡者曲線の平坦化といった、勇気づけられる指標によって、本日、漸進的な外出規制解除に取り組むことができるようになった。しかしながら、ベルギー政府は、ウィルスはつねにベルギー国内に存在しており、国民にとって引き続き危険であることを強調する。

厳しい外出規制措置は、少なくとも5月3日までは維持される。続いて、状況が許せば、ベルギーは、外出規制解除のプロセスに入る。

すべての措置は、その措置が明示的に削除されない限り、維持される。

●引き続き効力がある規則
外出規制解除のいかなる段階においても、一部の規則は引き続き効力を有することを強調しておくことは重要である。すなわち、
・人と人との間の接触を制限すること
・安全な距離を尊重すること
・「防壁行為」とも呼ぶことができる、衛生措置をよく考慮すること

●口と鼻を覆うこと
外出規制解除の間、口と鼻を覆うことは、よい行為であり、いわゆる「快適さのための」マスクまたはその代替(スカーフやバンダナ)によって行うことができる。この行為は、
・公共スペースにおいて強く推奨される。
・公共交通機関内において、12歳以上の利用者は義務である。この措置は、5月4日から効力を生ずる。

安全な距離の順守及び衛生措置を考慮しないのであれば、この行為は十分に保護するものではない。
連邦政府及び地域政府・共同体政府は、各市民が規格にあった布製の保護材を少なくとも一つ無償で入手できるよう、ともに取り組んでいく。さまざまな取り組みが行われる。全当局は、すでに入手・裁縫されたマスクに統合できるよう、各市民に二つの「フィルター」を配布したいと考えている。外科用マスク及びFFP2マスクは、医療従事者、老人ホーム、集合型の居住及び治安サービス関係者用のためのものである。

仕事においては、雇用者(公的機関を含む)は、必要な場合には、労働者に対して防護手段を供与しなければならない。

●公共交通機関の利用
漸進的な外出規制解除は、必然的に公共交通機関の利用を増加させる。混雑を避けるため、以下が推奨される。
・公共交通機関をより必要とする者に優先的に譲ることができるよう、個別の移動手段(徒歩、自転車、車等)により移動するようにする。
・必要であれば、ピーク時を避ける。

●外出規制解除の戦略
以下にある日付はすべて、保健状況及びウィルスの進展に従って変わりうる。

1.フェーズ1-a(5月4日、想定)
●産業及びB to Bサービス
引き続きテレワークが規則となる。マスク着用を含む保健に関する一連の勧告を順守することにより、企業内安全な距離の順守が不可能な事態を回避することができる。
働き方については、Groupe des Dix(注:政府と労組等との会議)が、各部門の合意、または企業における合意の基礎となる、グッドプラクティスについての一般的なガイドを採択した。すべての部門・企業にとって、漸進的な経済再開のためのしっかりとした条件の参考となるものである。

●商業及びホテル・レストラン・カフェ
規則は変わらない。但し、鼻及び口を覆う保護材に関して重要な役割を果たす、布販売店や手芸材料販売店は例外として開店できる。

●保健
この数週間、コロナウィルスは、第一線で働いている医者や病院において、治療の提供に大きな影響を与えてきた。ワーキンググループは、徐々に拡大するウィルス感染者に対して最上の治療の提供し続ける必要があること、また、一般医・専門医の治療へのアクセスの安全を守る方法について、どのように対応するか調査してきた。意図しているのは、ウィルス患者への対応のため必要な医療機関が飽和しないよう、可能な限り早く、各人が再び「普通に」治療にアクセスできるようにすることである。

●日常生活のレベル
屋外での身体的活動については、安全な距離を順守する条件で、同居している者に最大二人まで加えることができる。屋外で人と接触しない他のスポーツ活動の実施も許される。活動を行うのに施設を必要とする場合には、クローク、シャワー、カフェテリアへのアクセスが禁止されることには変わりがない。

2.フェーズ1-b(5月11日、想定)
●店舗
このフェーズでは、同時に、規模や部門に関わりなく、店舗を再開することでき、こうすることで、成功の機会が各人に与えられる。再開は、必ず条件に従わなければならない。条件は、部門及び社会パートナーと調整し、定められる。
条件は3種類ある。
・働き方
・顧客への受付
・混雑を避けるための入場制限
この措置は、身体的な接触がある職業については、関係しない。

●日常生活
短期間のスポーツ大会について、今後明らかにしていく。

3.フェーズ2(5月18日、想定)
●店舗
身体的な接触がある職業(美容院等)について開店可能か、どのような条件で開店可能かが検討される。

●文化のレベル
例えば、チケット販売のシステムの開発など、条件付きでの博物館の開館が試みられる。

●日常生活
団体スポーツについては、クラブ内のみでの、一定の指示を尊重する形での屋外での身体トレーニングが許可される。

●教育
5月18日から学校再開し、授業が非常に漸進的に行われる。すべての生徒が対象となるわけではない。
この決定の運用については、共同体が学校と調整して策定する。

いくつかの事項が検討されている。
・自宅での私的な集会の許可の可能性
・結婚・葬式へのより多くの者の参加の許可の可能性
・二人以上の屋外での活動の許可の可能性
・ベルギーの地方や別荘への日帰りの外出のアレンジの可能性

4.フェーズ3(早くとも6月8日、想定)
複数の点が検討されるはずである。
・可能なかつ漸進的なレストランの再開の方法。続いて、カフェ、バーである。いずれにせよ、再開は厳しい条件の下で行われることになる。
・外国旅行、キャンプ、青少年活動(今から5月末にかけて決定がなされるはずである。)、スタージュ、観光などの夏の様々な活動、また、屋外でのより小規模なイベント。

唯一確かなことは、「フェスティバル」タイプの大規模な行事は8月31日まで許可されない点である。

●成功の条件
可能な限り最もよい条件における外出規制解除を確保するには、検査及び追跡がより重要な役割を果たす。
検査に関しては、検査が必要な者、すなわち、症状があらわれている者、感染が疑われる医者、職業上ウィルスに多く晒されている者及び感染者と濃厚接触しウィルスに晒された者のすべてに対して、ラボにおける検査を提供できるようにすることが目的である。

ベルギーのラボの能力については、5月4日には、一日25000件のPCR検査を実施できるようになり、一日45,000件まで拡大する見込み。検査の実施の支援のため、官民のラボ及び連邦レベルのプラットフォームがすべて動員される。

医療機材の共有に関しては、引き続き配布が行われており、十分な購買機材のストックを利用できる。

追跡については、連邦の専門家の支援を得て、地域及び共同体で調整された戦略が実施される。


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【お問い合わせ先】
在ベルギー日本国大使館
住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique
電話:(02) 513-2340, 500-0580(領事部)
Fax :(02) 513-4633
ホームページ: http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html

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