領事サービス・安全対策メールマガジン

2020/5/13

新型コロナウイルス対策(ウィルメス首相記者会見内容(速報版))


本13日の国家安全保障会議後,13時半から約40分間行われたウィルメス首相による記者会見の内容について,当館聞き取りによる「速報版」を作成いたしましたので,取り急ぎ以下のとおりご案内いたします。 本件内容の詳細については,追って首相府よりコミュニケ(声明文)が発出されますので,右入手後は仮訳文を作成し,改めてご案内いたします。(なお,以下の各項見出しについては当館にて適宜付けたものです)

【仮訳文】
1.これまでの外出規制解除の所見
・5月4日以降,外出規制解除を開始。
・社会生活では,5月10日に4名まで「サイロ」(社会的接触の限定された範囲)が拡大したことにより,多くのベルギー人が家族等との再会を楽しむことができた。
・職業では,引き続きテレワークがルールとなっているが,すべての部門が労使で調整の上,職員の保護措置を導入し,企業が再開,多くのベルギー人が職場に復帰。
・店舗再開も全土でうまくいっている。入店のため長い列ができているが,そのような場合には,いったん家に帰り,戻った方が良い。
・このように多くの者は,安心し,日常を取り戻しているという感情を抱いており,失っていた基本的な自由を享受できている。
2.フェーズ2の開始
5月18日,フェーズ2の措置を開始する。

(1)学校の漸進的な授業再開
●厳しい条件の下での,小,中高等学校の一部の生徒の授業再開。条件は,地域政府ごとに異なる。
●幼稚園や食堂(注:レストランといっていました。)は引き続き閉鎖。
●上級教育やアカデミー等についてはすでに共同体レベルで開始されている。
●保護者の興奮と裏腹に,不安もあると理解するも,授業再開の決定は,医療関係者と教育関係者との間で合意された意見に基づきなされたものであり,安心してほしい。多くの他の欧州の国では,生徒は学校に戻っている。現場では,教員や事務は,誠実に安全に関するルールを遵守する。もし質問や疑問があれば,教員や事務に遠慮なく訪ねてほしい。彼らはプロあり,我々も信用している。

(2)文化
●文化分野は,コロナにより大きな影響を受けた。さらに,文化は,その性質上,共有したり,集まったり,交換したり等するものであり,他の活動と比べより複雑。文化は,我々の社会で必要不可欠な役割を果たしており,経済的にも重要であることから,連邦政府もこれまで,芸術化等の代替給与へのアクセス促進,タックス・シェルター設置等多くの措置を執ってきた。文化は,共同体政府の権限でもあり,緊急基金等の設置等の追加的措置を実施している。
●昨日,共同体政府文化担当大臣会議(CIM)を開催。今週末前までに,外出規制解除についての分析報告をGEES(外出規制解除担当専門家グループ)に提出予定。
●5月18日からの決定は,以下のとおり。
・博物館,歴史的建造物は開館。ただし,チケットはオンラインまたは電話で購入する制度とし,屋内に多くの人が入らないよう安全措置をとることが条件
・図書館も同様条件で開館。
v (3)経済
●身体的接触を伴う職業(美容院,エステなど)が再開可能。ただし,一定の条件,特に,予約制,鼻・口を覆う保護材着用(顧客・従業員とも),安全距離の遵守が条件。
●マルシェは,市当局の許可を得て,最大50屋台までの規模で再開可能。ただし,鼻・口を覆うの着用が強く推奨され,安全な距離の遵守,道順を示した計画の設置等の措置をとることが条件。
(4)余暇
●自然への関心の施設(動物園等)が再開可能。ただし,ただし,チケットはオンラインまたは電話で取得することとし,道順を示した計画の設置や,多くの人が入らないよう安全措置をとることが条件。また,屋内のカフェテリア,レストランやアトラクション,遊具は禁止。
●定期的なスポーツ練習,屋外・クラブでの授業は,安全距離を遵守し,トレーナーが存在する形で,20名を超えない規模で再開可能。ただし,屋内のカフェテリア等は閉鎖。また,スポーツクラブは,すべての安全措置が講じられるまで開くことは不可。

(5)集会
●結婚式,葬式は,最大30名まで参加可能。ただし,安全距離等の一定を遵守することが条件。公式の行事後のレセプションの実施は不可。

3.今後の見通し
●次のフェーズについては,6月8日前までは解除しない。
●フェーズ3のあと,更に別のフェーズが続く。より漸進的に,他方でより安全が守られた形で,日常を取り戻していくことになる。
●文化やスポーツについては,GEESの合意が取れ次第,報告する。
●観光,レストラン,テラス,カフェについても,どのフェーズでどのように実施するか検討していく。
●夏のスタージュ,社会的接触の拡大,青少年活動,宗教行事,集会,デモや様々な規模のイベントについても同様に検討していく。
●文化,スポーツ,観光,レクリエーションの性格を有するの行事は引き続き6月30日まで禁止。
●今夏,おそらく日常にもどることはない。我々の解除計画については,状況の評価を続けていく。
●措置に関する質問は,公衆衛生省コロナ特設サイトを参照してほしいが,回答が見つからない場合,外出規制の際と同様,ウィルスは危険であり,可能な限り接触を制限するという考えに立ち戻ってほしい。

【質疑応答】(主要な問いのみ)
○(18日までの間に,ウィルスに関する数字が悪くなる場合には,フェーズ2に入るのかと問われ)外出規制解除は,ウィルスの拡散をコントロールしつつ,自由を取り戻していくデリケートな作業。複数の指標(入院数,集中治療の病床,ウィルス拡大のスピード,接触追跡等)をモニタリングしている。現段階では,次のフェーズに進み続けることができるが,仮に数字が悪化すれば,ウィルス拡散防止のために追加措置を執る。

○(屋外のスポーツ練習は子供も実施できるかと問われ)然り。

○(6月8日以降の第二の住居訪問許可を前に,同住居を補修するため移動することはできるかと問われ)不可。

○(社会的接触について,一家族4名までしか許可されないにも関わらず,結婚式・葬式は30名まで可能としていることとの関係を問われ)結婚式,葬式は,特に,良い意味でも悪い意味でも,特に人生においてインパクトがある行事。共有することが重要な時。1人で過ごすのは非常に困難。ただし,保護距離の維持は厳に守らなければならない。

○(多くの教育の事務関係者が,月曜日からの授業再開について,マスクやジェル等の保護措置等が十分ではないことを不安視している。彼らに,月曜までに間に合うと保証できるか。仮に間に合わない場合はどうするのかと問われ)
・フランダース地域政府首相:マスクは可能であり,学校に配布中。月曜までにすべての学校に配布される。フランダース地域では,すべて正常である。
・ドイツ語圏政府首相:マスクは,すでに届いており,学校に配布することができる。約束する。
・仏語圏共同体:マスクは徐々に到着しており,昨日,最初のマスクが届いた。おそらく,遅くとも週末には学校に手配される。学校には通知されている。すべては通常通り。予定通りのタイミングで行われる。


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住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique
電話:(02) 513-2340, 500-0580(領事部)
Fax :(02) 513-4633
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