領事サービス・安全対策メールマガジン

2020/8/25

新型コロナウイルス対策(公衆衛生省記者会見ポイント:24日)


本日24日、公衆衛生省による記者会見が行われましたところ、主なポイントを以下のとおりご案内いたします。

(参考アドレス:ベルギー公衆衛生省による記者会見動画)
https://www.info-coronavirus.be/nl/live-pressconferences/

(1)感染者数統計(Frederique Jacobs連邦間広報官)
●新規感染者数に関して、週の1日当たり平均値は8日連続で減少している。前週と比較して15%減少となっているが、新学期が開始する9/1までに1日100人のレベルにまで下がるには、同割合は50%減少となる必要がある。仮に現在の15%減少が今後も続けば、9/1には1日400人程となることを意味する。9/1までに、この値を更に下げるためには全ての者による努力が重要であり、特に今週、ウイルス伝染を抑えるために黄金律を順守するよう注意を払えば、それは実現可能である。

●現時点で1日当たり新規感染者数が最も多いのはブリュッセル首都圏地域であり、週の1日当たり平均128名で、既にアントワープ州よりも多くなっている。他方、感染検査数が増加しているにも拘わらず、ブリュッセルの数値は初めて安定し、増加のカーブは水平になった。なお、アントワープ州では減少が続き、1日当たり平均111名であり、前週と比べて31%減少となっている。

●他の州に関しては、エノー州とフラームス・ブラバント州で増加しており、リンブルフ州では数値は横ばいとなっている。これらの増加は、部分的には、地元の企業、住宅型介護施設、他の団体施設での感染者増加が要因と考えられ、当該する州の平均値を押し上げている。

●入院者数に関しては、その多くが現在も主にブリュッセルやアントワープにおいてであるが、人数は減少している。

●死者数に関しては、1日当たり平均値は前週と比べて増減なし。この時期に死者数が増加したのは、猛暑や熱波が主な要因と結論付けるのは時期尚早。他方、老人ホームで一定数の感染クラスターが見られ、数名の死者が出ている。それゆえ、上記の点について結論を出すためには、今後の数値の推移を確認する必要がある。

●現在までの死者数は計約10000人とされるが、この数値に関しては十分留意する必要がある。フランダース保健省からの新たな情報によると、特に死者の死因に関して、老人ホームからより正確な情報を収集しており、現在、このデータを分析中。今週金曜日には、より正確な数値を提供できる予定。

●老人ホームにおける感染者数に関して分析を行った。現時点での老人ホームの状況は、第一波と比較すると望ましいものである。
(ア)老人ホームから国立公衆衛生研究所(Sciensano)へ報告されたデータによると、第一波の際、老人ホームで感染が疑われた、または感染が確定された入居者は、4月末の時点で、1000人当たり平均80名とされていた。この時期、老人ホームの大部分、89%において、感染者が少なくとも1名ないし複数名いた。他方、6/22以降、同割合は43%となっており、感染者がいた場合でも1名または2名など少数である。すなわち、半数以上の施設で感染者は出ていない点が結論付けられる。

(イ)しかし、7月末以降、社会でのウイルスの伝染拡大に伴い、老人ホームでの感染確定症例数は増加していることを確認している。人々の間でウイルス伝染が拡大すれば、より高齢で脆弱な者を完全に防護することは難しい。ここ2週間の数値を見ると、老人ホームで28件のクラスターが特定されており、ほぼ国内全体に分散している。しかし、その大部分はブリュッセル首都圏(11件)、アントワープ州(6件)、リエージュ州(5件)に集中している。

(ウ)また、8/18の時点で、感染が疑われた、または感染が確定された老人ホームの入居者の割合は、フランダースでは1000人当たり4名、ブリュッセルでは同3名、ワロンでは同2名となっている。それゆえ、第一波の時よりも、老人ホームにウイルスが入り込むのを防ぐことに成功していると結論付けられる。しかし、常に十分注意することが求められる。老人ホーム訪問は、重要な人間のニーズであるため、可能であり続けなければならないが、安全な方法で訪問が行われることが重要。

(2)社会的グループについて(Antoine Iseux国立危機センター担当官)
●濃厚接触により、ウイルスは容易に伝染し得る。そのことが、多くの感染が家庭内で起きていることを説明している。十分な距離を維持し、社会グループ外でのリスクをなくし、複数のグループに属さないことで、ウイルス伝染拡大の鎖を断ち切ることができる。それゆえ、先週の国家安全保障会議では、社会的グループを維持することが決定された。社会的グループ内では、濃厚接触が行われたり、社会的距離が守られないことも時にはあり得る。それゆえ、人数が一定数(5人)に制限されている。 他方で、一定の予防的措置をとることで、同じ社会的グループに属さない人との社会的接触は常に可能である。しかし、安全な距離は守られなければならない。例えば、会う際には屋外が望ましいが、公園などで相手との距離を保ちつつ散歩したり話をしたりすることなどが考えられる。この社会的グループ外における社会的接触が可能な人数は10人に制限される。この枠組みで友人や家族と会うことは可能であるが、ルールを勝手に解釈し、例えばカフェに行ったり食事を共にしたり、スポーツをするなど、社会的距離や衛生ルールを明らかに守ることのできない活動を行うことは控えてほしい。これらの活動は、同じ社会的グループ内の人とのみ可能。

●先週の国家安全保障会議の決定に基づき、改訂内務省令が発効し、本日より、時間制限なく2人で、未成年者等の付き添いが必要な人を伴って、買い物ができるようになった。同伴者が同世帯あるいは同じ社会的グループ内の人でない場合は、1.5メートルの社会的距離が順守されなければならない。

(3)質疑応答(ジャーナリストからの質問、回答はFrederique Jacobs連邦間広報官) (問)赤信号の地域からベルギーに戻る際、14日間の検疫期間はどの時点から開始するか。渡航先からベルギーに到着した時点か、それとも赤信号の地域を離れた時点か。
(答)赤信号の地域は高リスクの接触(の地域)と考えられ得るため、検疫は、高リスクの接触の最後の時点、すなわち赤信号の地域を離れた時点から開始する。仮にその時点においてまだベルギーに到着しておらず、到着するまでに乗り継ぎ等があったとしても、検疫期間は赤信号の地域を離れた時点からカウントすることになる。

(4)その他
●次回の定例記者会見は8/26(水)11時開始。

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ベルギー国立公衆衛生研究所では,新型コロナウイルスに関する以下の情報を公表しています(毎日正午に更新)
■感染者数
https://datastudio.google.com/embed/reporting/c14a5cfc-cab7-4812-848c-0369173148ab/page/tpRKB
■入院/退院者数
https://datastudio.google.com/embed/reporting/c14a5cfc-cab7-4812-848c-0369173148ab/page/uTSKB
■死亡者数
https://datastudio.google.com/embed/reporting/c14a5cfc-cab7-4812-848c-0369173148ab/page/QTSKB
■コミューン毎の状況
https://datastudio.google.com/embed/reporting/c14a5cfc-cab7-4812-848c-0369173148ab/page/giyUB
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住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique
電話:(02) 513-2340, 500-0580(領事部)
Fax :(02) 513-4633
ホームページ: http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html

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