領事サービス・安全対策メールマガジン

2020/12/8

新型コロナウイルス対策(公衆衛生省記者会見ポイント:7日)


本日7日11時、公衆衛生省による記者会見が行われましたところ、主なポイントを以下のとおり御案内いたします。

(参考アドレス:ベルギー公衆衛生省による記者会見動画)
https://www.info-coronavirus.be/en/live-pressconferences/   

【新規感染者数】
●ここ数週間、各数値が減少し望ましい状況の進展が見られたが、その後、ここ数日で数値の減少が止まっているように見られる。週全体で見ると各数値、特に感染者数はまだ減少している。しかしここ数日では、我々が望んでいたよりもずっと高いレベルで数値が止まっている。

●この傾向は特に北部(フランダース地域)及びリュクサンブール州で見られる。現在、ブリュッセル首都圏地域とワロン地域では、数値は減少し続けている。

●この減少の理由は正確には分からないが、説明可能ないくつかの要素があり、それらについてお話する。第一の要素として、感染検査対象の拡大、すなわち、11/23より高リスクの無症状者及び外国からの帰還者への検査が再び可能になった点が挙げられる。この文脈において、新たに陽性と判明した検査結果の一部は、これらの人々に結びつき得ることは明らかである。しかしながら、感染検査実施数はそれほど多く増加したわけではない。従って、現在確認している現象全体を説明できない。

●第二の可能性として、既にお話したように、子どもの間で、そしてより緩いペースであるが青少年の間でも、感染者数の増加を確認している点が挙げられる。この点はおそらく実際、約3週間前の学校授業の再開による結果と考えられる。0~9歳の子どもに関しては46%の増加、10~19歳の青少年に関しては10%の増加となっている。これらに関しても、(新規感染者の)絶対数はそれほど多くないが、一定の役割を果たし得る。これらの子どもたちはどこで感染したのかは分からない。
最近既にお話したが、我々は、特に第一波の後に、感染の大部分は家庭から学校へ持ち込まれ、大人から子どもへ感染が広まったと推定した。実際、このことが常に正確であるかどうかは検証しなければならないであろう。学校では、コロナの症状が見られ得る子どものいる状況に特に気を配っている。そのため、子どもへの検査が十分早く行われること、おそらく一部の大人よりも早く行われることは明らかである。従って我々は、学校再開後にこれらの子どもの間で感染者数が増え得ることに完全には驚いていない。

●このことは、我々に2つの点を示している。一つ目は、教育施設、学校において最大限の警戒をとり続けなければならない点、潜在的感染の一部を回避するため、それらの施設で守りを低くしてはならない点である。2つ目は、もう一度強調するが、異なる年齢層を混交させることに気をつけなければならない。小さな子どもと、潜在的にずっと脆弱な人、例えば祖父母との接触に気をつけなければならない。特にこの話をするのは、休暇シーズンが数週間後に迫っているためである。毎年この時期は、これらの異なる世代が互いに近くで時間を過ごす特別な時期の一つであるが、今年は特に、潜在的には爆発的な(感染がおこりうる)、年齢が大きく離れたこの2つの世代の混交が起きることのないよう、気をつけなければならない。

●フランダース地域のいくつかの州、特に西フランダース州では、80歳以上の高齢者層のみだが、感染者数が増加している。アントワープ州、リュクサンブール州など他の州では、職業等で活発な40代の層で増加が見られる。リュクサンブール州では、極めて頻繁な接触により、この点がおそらく説明されるかもしれない。3万人以上のベルギー人が、仕事でルクセンブルグとベルギー(リュクサンブール州)の間を往来している。従って、ルクセンブルグとの極めて頻繁な接触が一つの要因と考え得る。現在、ルクセンブルグは、感染率が最も高い国の一つであることが知られている。

●これら全ての説明は推測であり、感染者の減少ペースが遅くなることの潜在的な理由であるが、決定的な役割を担っているとの確証はない。より良い推定を得るため、状況をフォローしなければならないであろうことは明らかである。

●ここ7日間の1日当たり平均感染者数は2,163名で、(前週と比較して)10%のみ減少、これは46日間毎に半減する割合であり、少し前と比較してかなり遅いペースとなっている。このペースが継続すれば、1日当たり800名の目標達成がさらに遅くなる。以前はクリスマスまたは年末と言っていたが、このペースでは1月末または2月中にしか達成できない。

●国全体では新規感染者数は減少しているが、いくつかの異なる州で増加しており、リュクサンブール州19%、西フランダース州8%、フラームス・ブラバント州4%、リンブルフ州2%の増加となっている。これらの州では子どもと80歳以上の層で、とりわけリュクサンブール州では活発な40代の層で増加している。その他の州では現在も減少しているが、来週、再来週と注意しなければならない。なお、アントワープ州では3%減となっているが、アントワープ市では14%増となっている。この点が理由の一つとなり、アントワープ州での新規感染者の絶対数は平均333名/日と多く、次いて東フランダース州319名/日、エノー州及び西フランダース州で各280名/日となっている。

【新規入院者】
●ここ7日間での1日当たり平均人数は189名であり、(前週と比較して)18%減少となっている。このペースが継続すれば、1日当たり75名の目標に達するのは1月初旬となる見込み。もはや12月末には達成できない。

●新規入院者数は、ここ3日間、減少が止まっている。この傾向は国中で確認され、多少逆説的に、ワロン地域、特にリュクサンブール州及びエノー州でより顕著である。この点に関する明白な説明はない。詳細をより良く分析するため、今後数日間、状況をフォローしなければならないであろう。

●国全体での現在の入院者数は3,213名、集中治療患者数は739名となっている。

【死亡者】
●幸いなことに死者は減少しており、週平均では比較的高い水準の19%減となっており、現在、1日当たり平均109名となっている。

【その他】
●次回の記者会見は12/9(水)11時予定。

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