領事サービス・安全対策メールマガジン

令和3年6月21日

新型コロナウイルス対策(協調委員会:首相府コミュニケ)
 


ベルギーにお住まいの皆様、及びたびレジ登録者の皆様へ
 
18日、協調委員会が行われ、首相府よりコミュニケが発出されましたので、仮訳文を以下のとおりご案内いたします。
 
(参照アドレス:ドゥ=クロー連邦政府首相ホームページ)
https://www.premier.be/fr/comite-de-concertation-prochaine-etape-du-plan-ete-des-le-27-juin
 
【仮訳】
タイトル:6月27日からの「夏」計画の次の段階
本日、連邦政府及び連邦構成体政府は、協調委員会において会合し、6月27日からの「夏」計画の次の段階に進むことを決定した。
協調委員会は、この7日間で入院者数/日が75名を下回り、コロナ患者の病床占有数が1000未満に達したことを確認した。一方で、同じ期間で、陽性率は4%を下回った。
 
●ワクチン接種の完了
協調委員会は、適切な防護のため、ワクチン接種を完了することの重要性を強調する。目的は、引き続き迅速に最大限の人々にワクチン接種をすることである。ワクチン接種済みの者と部分的にワクチン接種済みの者とが一緒に会う場合には、1.5mの距離及びマスク着用を遵守し続けることが強く推奨される。
 
●2021年6月27日:「夏」計画の新しい段階
感染者数及び入院者数の減少により、6月27日から「夏」計画の新たな段階を開始できる。
 
1 社会的接触:屋内8名までとする。同じ家族の者及び12歳までの子供は含まれない。このルールは、別荘内での家族の休暇にも適用される。
15名以上を収容可能な別荘は、現場での決まり(protocole)を遵守するとの条件で、制限は適用されない。
 
2 買い物:一緒に買い物を行うことができる者の人数制限の撤廃。引き続き、マスク着用は義務。
 
3 飲食業:1テーブル最大8名、12歳までの子供は含まない。同居家族は同じテーブルを共有可能。
・閉店義務時間は、午前1時まで延長。この時間付けは、宅配及び夜間店舗にも適用。
 
・テーブル間1.5メートルの距離を取る代わりに、プレキシガラスの使用を許可。
 
・スポーツカフェ、ギャンブルは、マスク着用により、許可される。
 
・宴会場及びレセプションに関しては、もはや出席人数制限はなく、飲食業のルールに従う。
 
4 宗教活動:屋内200名、屋外400名まで。CERMまたはCIRM(コロナ・イベント・リスク・モデル)の手段が必要となる場合について、これらが適用されるのは、イベント分野における適切な措置についてである。
 
5 マルシェ、毎年の定期市、古物市、骨董市、蚤の市:予定される訪問者数が5,000名を超える場合には、入り口と出口とを区別した、一方通行の順路計画を提出しなければならない。7月及び8月は、マスク着用は義務である。
 
6 フェア:予定される訪問者数が5,000名を超える場合には、入り口と出口とを区別した、一方通行の順路計画を提出しなければならない。7月及び8月は、マスク着用は義務である。アトラクション前の手の消毒、許可された訪問者またはグループ間の社会的距離の遵守。適用される規則が展示場所またはアトラクションの前に表示されなければならない。
 
7 イベント時の許可収容能力
・屋内:CIRMにおける全収容能力への移行、参加者最大数2,000名まで。試験イベントの場合には、COVID Safe Ticketが利用可能となり、当該イベントへのアクセスがCOVID Safe Ticket所持者のみに限定される場合にのみ、最大4,000名まで。
 
・屋内:COVID Safe Ticketを所持する者のみにアクセスが限定される場合には、2,500名から5,000名に。
 
8 集会及びデモ
夜間集会禁止及びデモに関する規制は、終了する。ただし、マスク着用及び社会的距離の義務は引き続き適用される。
 
9 チームビルディング:出勤形式でのチームビルティングが新たに許可される。
 
●サービスバウチャー(titres-services)分野
協調委員会は、サービスバウチャー部門の現行措置、とりわけ、サービス提供の際のマスク及び消毒ジェル配備を2021年9月30日まで延長することを決定した。
 
●明確化
最後に、協調委員会は、いくつかの点を明確化した。
・すべてのスポーツ活動について、18歳までの各参加者は、その家族の一名を伴うことができる。
 
・クロークやシャワー等の衛生設備は利用可能である。
 
・イベント、文化その他の興行、スポーツ大会、研修、会議の枠組みで飲食業活動を行う際には、テイクアウト料理が許可される。
 
・COVID Safe Ticketを利用する企画者は,イベント入り口で検査を行う可能性の提供義務はない。
 
・屋外でのイベントの際,着席している場合には,マスク着用はもはや義務ではない。
 
次回協調委員会は,7月16日の予定。
 
最後に、、、以下があなたの夏を完全に楽しむための10の事項・コツである
1.ワクチン接種を受けましょう。ワクチン接種をすればするほど、我々の安全はより安全になります。
2.手を定期的に洗いましょう。そして、肘内で咳・くしゃみをするなど、引き続き、他の衛生措置を守りましょう。
3.病気ですか?症状がありますか?自宅待機し、かかりつけ医に連絡しましょう。
4.もしまだワクチン接種をしていない場合には、自己検査をしましょう。自己検査は、薬局で入手可能です。
5.屋外での活動を優先しましょう。その通り、外は、より安全です!
6.小さな集団となることで、あなたは利益を受けます。5名で集まることは、50名で集まるよりも安全です。
7.グループのすべての人はワクチン接種しましたか?そうであれば、マスクを外すことができます。
8.屋内空間の風通しをよくし、換気をしましょう。そこにウイルス雲を作らないようにするために。
9.引き続きもう少し距離をとりましょう。全員がワクチン接種を終えるまで、1.5mの距離を保ちましょう。これは、より慎重な方法です。
10.旅行中も引き続き慎重になりましょう。コロナ電子証明書をダウンロードしましょう。コロナアラートアプリをダウンロードしましょう。そして、現地の措置について情報を得ましょう。