溝口健二・回顧映画祭オープニング

 9月14日,当地シネマテークにて溝口健二・回顧映画祭のオープニング上映会が行われ,林大使夫妻,河野書記官,生駒書記官が出席しました。この映画祭は昨年好評を博した「成瀬巳喜男特集」に続き,シネマテークと国際交流基金,当館の共催で行われ,1923年から1956年にかけて多数の映画作品を制作し,海外の映画関係者にも多大な影響を与えた溝口監督の映画19作品20本を上映するものです。
 オープニング上映会では,林大使より,溝口監督の作品は,社会的弱者,特に女性に視点を当て,リアリズムの手法で時に厳しい表現も盛り込まれているが,その底流にはヒューマニズムが感じられる旨のスピーチを行いました。その後,溝口監督の代表作のひとつであり国際的に高い評価を受けた「雨月物語」(1953年)が上映され,場内満席の観客は,溝口の描く幻想的な世界に引き込まれていました。
 溝口健二・回顧映画祭は10月30日までシネマテークにて開催されます。
シネマテークHP http://cinematek.be/?node=17&event_id=100229402&lng=fr


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