ベルギー剣道連盟創立50周年記念式典
平成31年4月6日
4月6日,ブリュッセル市内のパレ・デザカデミーにおいて,ベルギー剣道連盟創立50周年記念式典が行われ,林大使も出席しました。式典には,同連盟関係者やベルギー国内にて剣道,居合道,杖道等の武道の稽古に励む剣士達等約270名の他,ベルギーにて長年にわたり指導してきた日本人師範も出席しました。
式典では,同連盟の50年の歩みについて説明された後,マドラン・仏語圏スポーツ大臣が挨拶し,若者を中心とした万人によるスポーツへの参加を奨励し,武道による精神修養の重要性について述べました。続いて林大使が挨拶し,武道の「道」は自己の鍛錬に向けた道のりであり,ひいては社会全体の調和に繋がるものである,折しも日本は皇太子殿下のご即位を1月以内に迎えようとしており,新しい元号が美しい調和を意味する「令和」となることが発表された,この良き機会に,武道を通じた調和の精神が,社会から世界に広がることを祈念する旨述べました。
同式典では,昇段者や師範の表彰が行われ,林大使からも剣道師範への賞状の授与を行い,功績を讃えました。