ロンメル柔道大会
平成31年4月14日
4月14日,リンブルク州ロンメル市内のスポーツ施設「デ・スーヴェレーン」において,ロンメル柔道大会が行われ,林大使も出席しました。この大会は,毎年ロンメル市にて行われており,ベルギー国内のみならず,オランダ,ドイツ,ルクセンブルク,フランス,イタリアなどからも柔道家が参加し,ベルギー国内有数の規模を誇る国際的な柔道大会となっています。
大会の開催を記念して行われた式典には,ヴァンヴェルトホーヴェン連邦議員も出席し,林大使は挨拶の中で,長年本大会の開催を主導し,日本とベルギーの柔道を通じた交流に貢献してきたメロッテ・ロンメル柔道協会会長のリーダーシップを讃えるとともに,2020年東京オリンピックに,ベルギーから数多くの柔道選手が参加することを期待する旨述べました。式典では,「君が代」が演奏され,また,今回最も素晴らしい試合を行った女子選手に対し,生前,柔道を通じてロンメルの人々と交流を深め,2年前に惜しくも逝去した日本人留学生を記念する「大井美里賞」が授与され,林大使から楯が手渡されました。
会場では男子・女子ともに,各階級で熱戦が繰り広げられ,試合後の授賞式では,林大使から入賞者に対し記念杯が授与され,柔道家達の健闘を讃えました。