【大使】大島日本ガイシ会長を招いたワロン地域政府主催夕食会への下川大使夫妻の出席

令和4年7月13日
7月7日、下川大使夫妻は、ワロン地域政府がベルギー訪問中の大島卓日本ガイシ代表取締役会長を招いてナミュール市で開催した夕食会に出席しました。日本ガイシ社は1985年、エノー州ボドゥール市にNGKセラミックスヨーロッパ社を設立し、自動車排気ガス浄化用触媒のセラミックス担体(ハニセラム)を生産しています。昨年、NGKセラミックスヨーロッパ社は、欧州の自動車排ガス基準「ユーロ7」実施に向けた重要な工程設備更新のため計6,200万ユーロの設備投資を発表しました。同年11月、大島会長はフィリップ国王陛下からレオポルドII世勲章コマンドール章を受章されました。
 夕食会を主宰したディ=ルポ・ワロン地域政府首相及びボルスゥ同副首相兼経済相より、ワロン地域に対する信頼に基づいた日本ガイシ社による長年の投資及び雇用創出に謝意が表されるとともに、ボドゥールにおける同社の環境問題への取組に対する賞賛の言葉が述べられました。また、下川大使より、ワロン地域を襲った洪水被害1周忌に際してお悔やみを述べるとともに、本年12月に日本に派遣される予定のベルギー経済ミッションによる両国の経済関係強化への期待を示しました。