WCO(世界税関機構)を通じた中央アジア・コーカサスの税関当局支援
令和7年2月10日
日本政府は、令和6年度補正予算により、WCOに対し、中央アジア・コーカサスにおいて小型武器等の非合法な流通を防止するための支援として約60万ユーロを拠出することを決定しました。
具体的には、WCOを通じて、アルメニア、アゼルバイジャン、ジョージア、キルギス、タジキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの税関当局等において、リスク分析能力や現場職員の摘発能力の向上のためのプロジェクトを実施することで、小型武器等の輸出入の取締強化を図ります。
2月10日、三上大使は、イアン・サンダースWCO事務総局長との間で、本拠出の実施に関する口上書の交換を行うとともに、引き続き日本とWCOが税関分野で協力していくことを確認しました。