領事サービス・安全対策メールマガジン 平成26年10月9日 [在ベルギー大使館]領事・安全対策メルマガ第12号(2014年10月9日) 在留邦人向け安全の手引きの改訂 ようこそベルギーへ(短期滞在者用の安全のためのリーフレット)の発行 海外在留邦人実態調査及び進出日系企業実態調査への協力のお願い 平成27(2015)年前期教科書無償配布の事前申し込み イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出に伴う注意喚起 エボラ出血熱患者のブリュッセル空港通過 西アフリカ諸国及び米国におけるエボラ出血熱の発生状況他 9月の犯罪被害事例 10月及び11月の休館日 ○在留邦人向け安全の手引きの改訂 「在留邦人向け安全の手引き」を改訂しました。 「在留邦人向け安全の手引き」とは,海外の在留邦人が、事件や事故に巻き込まれないために留意すべき事項の他、緊急事態への備えと緊急時の対処方法が記載されています。 今後の滞在の安全のために,この機会にご一読下さい。 在留邦人向け安全の手引きは,以下の当館ホームページからご覧下さい。 https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_anzennotebiki.html ○ようこそベルギーへ(短期滞在者用の安全のためのリーフレット)の発行 この度,短期滞在者用の安全のためのリーフレット「ようこそベルギーへ」を発行しました。 旅行者・出張者に対して,すり,置き引き等の犯罪被害の事例や,被害に遭わないための工夫を説明するとともに,緊急連絡先等を記載したものです。 これからベルギーを訪問する予定のある方のみならず,在留邦人の方も街歩きの際の参考になることが記載されています。 「ようこそベルギーへ」は,以下の当館ホームページからご覧下さい。 Yokoso.pdf ○平成26年度海外在留邦人実態調査及び進出日系企業実態調査への協力のお願い 本年も10月1日現在の海外在留邦人実態調査及び進出日系企業実態調査を行います。 本件調査は,在留邦人や日系企業の実態を把握することにより,今後の施策(海外教育,在外選挙等)に役立てるのみならず,在留邦人の安全確保に資する重要な調査です。 なお,調査結果は,数字のみ公表し,詳細については公表いたしません。 順次,メール,電話等の方法で,個人又は会社にご連絡をいたします。 ご協力をお願いいたします。 ○平成27(2015)年前期教科書無償配布の事前申し込み ベルギー国内に長期滞在(永住者は除く)する日本人の小・中学生に対し,日本の教科書を無償で配布しております。教科書の配布を希望される方は,下記要領にてお申し込みください。 なお,本件無償配布の対象社は,「日本国籍」を有する小学1年生から中学3年生までの児童又は生徒であり,かつ,永住者は除きます。 また,日本人学校に在校している場合,申し込みは不要です。 申し込み用紙に必要事項を記入の上,平成26年10月11日(土)までにブラッセル日本人学校へEメールに添付してお申し込み下さい。 Eメールでの送付が困難な場合には,FAXで送信するか,直接学校窓口でお申し込み下さい。 詳細及び申込用紙は,以下の当館ホームページをご覧下さい。 https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_kyoukasho.html ○イスラム過激派組織による脅迫メッセージ発出に伴う注意喚起 シリア・イラクにおいて活動するイスラム過激派武装組織イラクとレバントのイスラム国(ISIL)は,欧州,米国,豪州,カナダ,モロッコ,アルジェリア,ホラサーン(注:アフガニスタン等の地域の旧称),コーカサス,イラン等世界の(スンニ派)イスラム教徒に対して,米国,フランス,オーストラリア,カナダを始めとする対ISIL連合諸国の国民を軍人,民間人問わず攻撃するよう扇動する声明を発出しました。 また,ベルギーは,9月26日以降,イラクのISILに対する空爆に参加しており,対ISIL連合の一員と見られています。 現在のところ,ベルギー政府からは,特段の注意喚起はなされていませんが,今後の状況の変化に注意を払う必要があります。 本件詳細については,以下の外務省海外安全ホームページをご覧下さい。 http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2014C335 また,ベルギー政府の発表は,以下のBlega News Agencyのサイトからも見ることができます。 http://www.belga.be/fr/accueil/?no_cache=1 ○エボラ出血熱患者のブリュッセル空港通過 米国で発症したリベリア人エボラ出血熱患者がブリュッセル空港を経由し,米国に渡航した後,エボラ出血熱を発症した旨報道されている件について,当館より10月6日に当地保健省に照会したところ,以下のとおりの説明がありました。 1 エボラ出血熱患者となったリベリア人は,9月19日又は20日にブリュッセル空港を通過している。また,当該リベリア人は,9月20日に米国のダラス空港に到着し,9月30日にエボラ出血熱患者として確認されている。 2 当該リベリア人は,米国において,9月24日頃体の不調を訴え始め,26日に病院を訪れており,エボラ出血熱は,発症するまでは感染力を持たないことから,9月19日又は20日にブリュッセル空港を通過した時点においては,付近にいた乗客等が感染する恐れはない。 本件については,当館ホームページにも掲載いたしました。 https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_ryojibu_141006.html ○西アフリカ諸国及び米国におけるエボラ出血熱の発生状況他 外務省では,現在,アフリカ(ギニア、リベリア、シエラレオネ,セネガル及びナイジェリア)及びその他の国において発生しているエボラ出血熱については,感染症危険情報,感染症広域情報,感染症スポット情報を発出し,エボラ出血熱等に関する情報提供をお知らせしております。感染症情報は,以下の海外安全ホームページからご覧下さい。 http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2014C271 外務省は、エボラ出血熱以外にも,インフルエンザなどの感染症の拡大が懸念される場合には、世界保健機関(WHO)による勧告や、発生国・地域の状況(感染状況、現地医療体制等)、主要国の対応等を総合的に勘案して、「感染症危険情報」を発出しています。 また,感染症の初期段階の一般的な注意喚起や,「感染症危険情報」の発出後の最新情報提供のために,「感染症広域情報や「感染症スポット情報」も発出しています。 感染症危険情報の発出基準の詳細は,以下の海外安全ホームページをご覧下さい。 http://www.anzen.mofa.go.jp/masters/kansen_risk.html ○9月の犯罪被害事例 9月中に大使館に届けられた邦人の犯罪被害の件数は6件であり,昨年同月比:+2件となりました。 ※携帯電話などを操作しながら歩くと,ひったくりに遭うことがあります。 ※親しげに話しかけてきたり,不自然に体を寄せてくる人物に気をつけて下さい。スリであることがあります。 9月分の【被害届出分析表】及び【届出事例概要】は,以下のページをご覧下さい。 Higaijirei_2014_09.pdf ○10月及び11月の休館日 10月13日(月)体育の日 11月 3日(月)万聖節振替休日 11月11日(火)第一次世界大戦終結記念日 土曜・日曜・上記以外の休館日は,当館ホームページでご確認下さい。